以前の記事でストレンジャーシングスが始まる時、知名度のある俳優はただ一人ウィノナ・ライダー だけだったとお伝えしました。
90年代を代表する大女優ウィノナですが、その華々しい経歴とは裏腹にストレンジャーシングスの制作が決まった当時の彼女は自身の起こした事件により業界から干されている状況でした。
今回はそんなウィノナ・ライダーと、彼女が見事カムバッグを果たした役でもあるジョイス・バイヤーズについて紹介していきます！
Joyce Byers （ジョイス・バイヤーズ）について
ジョイス・バイヤーズは２人の息子を育てるシングルマザーで経済的に厳しい生活を送りながらも、息子達のため懸命に仕事をする働き者。
ある日12歳の次男ウィルが失踪してしまい、生活が一変します。
長男のジョナサンと地元の友人で警察署長のジム・ホッパーと共にウィルを探しますが、次第に捜索は絶望的な状況になってしまいます。
誰もが諦め始めた時でも「息子は生きている。私が必ず助け出す。」と我が子のためなら絶対に諦めず、自らの命までも迷わず危険に晒すほど強い愛情を持った母親です。
シーズンごとに度重なる辛い経験をするジョイスですが、大事な人を守るために何度も立ち上がる姿に思わず涙してしまったファンも多いはず。
愛情深いだけでなく、負けん気が強いのもジョイスの魅力。
小柄な体で男性を言い負かすシーンが沢山あり視聴者の笑いを誘います。
また高校時代からの付き合いであるホッパーやボブが語る昔話の内容から察するに、高校時代のジョイスは先生に隠れてホッパーとタバコを吸ったりしていたものの学園のマドンナ的存在であった可能性があります。
ジョイス達の高校時代のストーリーについては、なんと舞台版で明かさせることが決定しています。ドラマは1983年〜の時代設定ですがそこから遡ること24年、1959年のホーキンスを描いた内容になるそうです。
2023年末にロンドンのフェニックス・シアターで上演予定のようですが、舞台版についてはまた別の記事で詳しく触れていきたいと思います。
ウィノナ・ライダーの生い立ちと経歴
本名 : ウィノナ・ローラ・ホロウィッツ（Winona Laura Horowitz）
1971年10月29日 ミネソタ州ウィノナ生まれ
インタビュー動画で出生地のウィノナにちなんで名付けられたことを、ホッパー役のデヴィッド・ハーバーに明かしています。
11歳の時に父親が再婚。父は作家兼出版業者で継母は教育ビデオの制作者だったこともあり、子供の頃から映画を見るのが好きで制作することに対しての憧れを持っていたそうです。
舞台などで子役として活躍し、13歳の時に「ルーカスの初恋メモリー」で映画デビューを果たします。
俳優としての活動を広げていくウィノナでしたが、学生時代は俳優の仕事をしている事や華奢な体型やボーイッシュな容姿をしていた事などを理由にいじめを受けます。
何針も縫うほどの怪我を負うなど壮絶ないじめを受けたウィノナは、10代にして境界性パーソナリティ障害を患っていたということを後に告白しています。
しかし、その後もウィノナは着実にキャリアを積み上げていきます。
1990年「恋する人魚たち」でゴールデングローブ賞 助演女優賞に初ノミネート。1993年の「エイジ・オブ・イノセンス / 汚れなき情事」ではゴールデングローブ賞 助演女優賞を受賞します。「ビートルジュース」や「シザーハンズ」など、ティム・バートン映画に数多く出演したことでも有名です。
その後も数々の賞を受賞し、「若草物語」「エイリアン4」など話題作に次々に出演。
「17歳のカルテ」ではアンジェリーナ・ジョリーと共に主演を務めましたが、自らも境界性パーソナリティ障害で精神科入院歴のあるウィノナは映画化権を買い取り、制作総指揮としても参加しています。
90年代を代表する大女優ウィノナの苦悩と事件
華々しいキャリアを積んでいくウィノナは、多くの共演者との交際でも話題となります。
特にシザーハンズで共演したジョニー・デップとは交際後５ヶ月で婚約しますが４年間の交際を続けた後破局し世間を騒がせました。
アイコニックなカップルの交際と破局は、世間の注目を集めました。
この頃からウィノナは当時のハリウッドの映画業界での女優に対する対応や、プライベートを追われる毎日に圧倒され私生活を隠すようになります。
精神的な苦悩を抱えながらセラピーにも通っていたウィノナでしたが、2001年彼女は再び世間の注目を集めます。
ビバリーヒルズのデパートで約55万円ほどの服を万引きをして逮捕されたのです。
防犯カメラの映像がメディアで取り上げられ、多くの人に愛された大女優のショッキングな姿は瞬く間に世間の話題となりました。
有罪判決を受けたウィノナは、罰金や保護観察などの他、強い鎮静剤などを服用していた事から薬物カウンセリングを受ける事などが命じられます。
この事件をきっかけに、ウィノナ・ライダーは表舞台から姿を消します。
最近になってウィノナは当時のことを「何ひとつオファーがなくなった。当時を振り返ると面白いことも沢山あったけど、とても残酷な時代だった。まだ自分の中で全てが消化できたとは言えないかもしれない。」と語っています。
今回はStranger Thingsのジョイス・バイヤーズと役を演じるウィノナ・ライダーの経歴について紹介しました。
次の記事ではウィノナがどのようにストレンジャーシングスでカムバックしたか、また現在の活躍や今後の注目点についてご紹介します。
次の記事はこちら
 | STRANGER THINGS ストレンジャー・シングス – THE UPSIDE DOWN / インテリア照明ライト / レア / インテリア置物 【公式 / オフィシャル】 価格:7,800円 |
 | STRANGER THINGS ストレンジャー・シングス – LOGO BLACK / Tシャツ / メンズ 【公式 / オフィシャル】 価格:3,800円 |
コメント